黄金合宿感想文

徳島大学合気道部　篠原愛実

　黄金合宿に参加しました。一日目は三教をしました。私は三教が苦手なのでたくさんできてよかったです。この稽古をする前より三教ができるようになったと思うので参加した甲斐がありました。自分のしらない技もありましたが、竹内先輩らが学校でしていた気もするので帰ったらまた復習できるかなと思いました。稽古が終わったら温泉に入って師範のお宅で夜ご飯をいただきました。とてもおいしかったです。特にポテトサラダに感動しました。

　二日目は四方投げをしました。四方投げも自分ができていないところがわかり、気を付けなければならないところを確認することができました。太刀の稽古は難しかったです。

　徳島大学からは私だけでしたが、鳥取大学のみなさんとする稽古は楽しかったです。徳島に帰ったら今回の合宿で学んだ諸手取り呼吸法と三教、四方投げ、そして武器の稽古をやろうと思いました。

鳥取大学合氣道部　木村直佳

　昨年は残念ながら参加を見送ったため、今回が私にとって初めての黄金合宿となりました。岡山に着いて最初の稽古は三教でしたが、今まで見たことがない三教の変化技の数々に戸惑いながらも、新しい技を学べる事が楽しくて、夢中になっている自分がいました。また、二日目の四方投げの稽古では、組太刀の五を意識して技をかける、ということが一番印象に残っています。武器の時間に教えて頂いた組太刀の二の変化では、今まで考えもしなかった動きで相手を制するということに驚きの連続でした。

　また、岡山道場生の皆さんとの稽古は学ぶものが多くありました。なかなか先生の動きを理解できなかった私に、的確なアドバイスをしていただき、体を使って正しい形に技を導いてくださったことで、目指すべき形がどこにあるのか明確になりました。そして、私がほんの少し理想の形に近付けた時は、それで良いと認めてくださり、もっと上手くなりたいと強く思いました。岡山道場生の皆さんとの稽古で、技だけではなく、後輩にどのように教えると効果的か、どのように説明したら分かりやすいか、ということも学ぶことが出来ました。鳥取での稽古では、黄金合宿で得たものを自分に定着させ、そして後輩に還元できるように頑張っていきたいと思います。

　最後になりますが、内田先生、岡山道場生の皆さん、とても充実した 2 日間を過ごさせてくださり大変ありがとうございました。現役部員としての岡山合宿はこれで最後になりますが、これからも後輩がお世話になると思いますので、その時はどうぞ宜しくお願い申し上げます。

鳥取大学合氣道部　谷渕收

　内田先生をはじめ、岡山道場生の皆さんから沢山のものを学ぶ事が出来た二日間でした。今思えば、黄金合宿の稽古でのハイレベルな技に戸惑いながらも、とても集中して取り組んでいました。特に四方投げの稽古では、今まで課題であった手と足を同時に動かす方法を分かりやすく解説して頂き、とても勉強になりました。また、今まであまり触れたことがなかった組太刀の二の変化を教えて頂き、合氣道の体術と太刀の関連性を改めて意識すること
が出来ました。これまでに知っていた技はより深まり、さらに今まで知らなかった技の動きを知ることができ、これまでになく合氣道に深く触れることができた 2 日間になったと思います。いつもの稽古や師範稽古とはまた質の違う稽古に、とても刺激をうけました。

　内田先生、そして岡山道場生の皆さんにはこの 2 日間大変お世話になりました。この 2 日間で学んだことを忘れないように、そして後輩にしっかりと伝えられるように、鳥取で稽古を重ねていきたいと思います。2 日間ありがとうございました。

鳥取大学合氣道部　岡本浩明

　令和元年，大学 3 年の春に，初めて黄金合宿に参加させて頂きました。それまで，鳥大が主催する三瓶合宿や徳島大学合氣道部と共催する小豆島合宿にしか参加したことがなかった私は，この 2 日間の合宿で初めて内田先生のお宅にお邪魔して，非常に濃密な 2 日間を過ごさせていただきました。そこで，改めて「固い稽古」の重要性，そして自身の未熟さを知ることとなりました。
　

　「制せられた状態からの脱出が武道の第一歩だ」という大先生のお言葉を基本とする岩間流において，稽古では力を込めることを前提として型稽古を行いますが，今回岡山で道場生の方々と稽古をご一緒させていただいた際には鍛え方が足りず，稽古の中で技をかけるのに精いっぱいなどころか，2 日目の稽古では稽古が終わったとたんに力尽き，動けなくなってしまったのです。

　このような醜態をさらしてしまった自分は，いかに今までの稽古がぬるいものであったのか，また自身がそのような状況に甘んじていたのかに気づき，恥じ入りました。流れや型稽古をやる以前にもっとやるべきことがある，そう気づくことができた合宿だったと思います。

　今後，合同稽古を最後に，私たち三年は事実上現役を引退することになります。それまでに，少しでも体を鍛え，また修練に励み，浅学非才の身なれど合氣道の神髄に一歩でも近づくことができるよう精進したいと思います。

　内田先生，岡山合氣修練道場の皆様，本当にお世話になりました。今後とも何かとご迷惑をおかけいたしますが，何卒宜しくお願い致します。

鳥取大学合氣道部　藤﨑正悟

　今回、自分にとって初めての黄金合宿に参加させて頂きました。初めての岡山での合宿という事で大変緊張しておりましたが、合宿を終え、稽古では内田先生や岡山道場生の方々に様々な技のご指導をして頂き、非常に貴重な体験となりました。

　稽古では、内田先生や道場生の方々の洗練された技の数々やその動きに圧倒されました。自分はその技の数々に気後れしてしまい、技の中で動きが分からなくなることが多々ありました。にもかかわらず、技の間違えていた箇所を丁寧に教えて下さったり、アドバイスを下さったりと、こんな自分に稽古の最初から最後まで懇切丁寧に教えて下さり、ありがとうございました。また、今回の稽古中に何回か指摘して頂いた「稽古・鍛錬が足りない」という言葉を受けて、今のままでは駄目だと、自分を振り返る良い機会を頂きました。これからは、この合宿での経験を踏まえてより一層稽古に精進していきたいと思います。

　更に、内田先生のご自宅では宿泊させて頂いたことに加え、晩ご飯と朝ご飯をご馳走して頂き、ありがとうございました。ご飯はどれもおいしい物ばかりでついついたくさん食べてしまいました。

　最後になりましたが、内田先生、岡山道場生の方々、３回生の先輩方には大変お世話になりました。ありがとうございました。